カブス・鈴木誠也 日本選手初本塁打王の大谷からさらなる刺激「日本人でも行けると翔平が示してくれた」

[ 2023年10月2日 07:22 ]

ナ・リーグ   カブス0ー4ブルワーズ ( 2023年10月1日    ミルウォーキー )

鈴木誠也
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 カブスの鈴木誠也外野手(29)は1日(日本時間2日)、ブルワーズ戦で今季最終戦を迎えた。メジャー2年目の今季は自身初のポストシーズン進出を目指したが、前日9月30日(同10月1日)に可能性が消滅。打率・286、20本塁打、74打点で2年目を終えた。

 日本人の右打者として初めての20本塁打を記録するなど、1年目の数字から大きく上積みした。さらなる飛躍を期す来季に向け、刺激となるのは同学年で普段からも仲がいいエンゼルス・大谷の存在だった。

 大谷は44本塁打を放ち、日本選手として初めての本塁打王を獲得。日本選手の主要打撃タイトル獲得は、04年に2度目の首位打者となったイチロー以来19年ぶり2人目となった。

 「パワー」の象徴でもある本塁打王を獲得したことについて、鈴木は「歴史を変えた選手でもありますし、日本人でもそういったところに行けるんだというのを作ってくれた」と言葉をかみしめる。

 「もちろん特別かもしれないですけど、でも日本人でもああいうところまで行けるんだというのは翔平が示してくれたと思うので、より目標を高く戦っていきたいなと思います」

 大谷の歴史的偉業を自らへの刺激に変え、新たなシーズンへと向かう。

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