西武3年目・山村崇嘉がプロ初安打&1号 松井監督「大きな第一歩」開幕スタメンで味わった悔しさ晴らす

[ 2023年10月2日 21:53 ]

パ・リーグ   西武3―7ロッテ ( 2023年10月2日    ZOZOマリン )

<ロ・西>9回、ソロ本塁打を放つ山村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武3年目の山村崇嘉内野手(21)がプロ初安打、初本塁打を放った。

 まずは7回先頭、相手先発・小島の145キロ直球を中前に運び、プロ10打席目で初のHランプを灯した。一塁ベース上では「あえて喜びませんでした」とおどけたが、スッと肩の荷が下りた。

 5点を追う9回は左腕・鈴木の147キロ直球を右翼ポール際に完璧な一発。「うれしいです。ボールは2つ両親に渡します」と笑みがこぼれた。

 神奈川の名門・東海大相模から20年ドラフト3位で入団。広角に打ち分けるバットコントロールに長打力を持ち合わすホープだ。今季はWBCで負傷した源田に代わって開幕戦に遊撃で先発も3三振を含む4打数無安打デビュー。悔しさを胸に過ごしたファーム生活では「速球への対応を意識してきた」とバットを振り込んできた。

 そして、戻ってきた1軍の舞台で左腕から2安打。松井監督は「開幕は誰しもが緊張するところ。そこを経験できたこともいい経験になったし、その中で悔しさもあった。それをこの試合の中で出せたわけですからね。そこは大きな第一歩として、スタートを切ってくれたと思うし、次につながる姿だったと思います」と称賛していた。

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