大谷翔平 日本選手初の本塁打王へ HRランクトップ44本塁打でエンゼルス全日程終了

[ 2023年10月2日 06:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス7ー3アスレチックス ( 2023年10月1日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>試合中、ベンチで笑顔の大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスは1日(日本時間2日)、本拠地でアスレチックスとの今季最終戦を戦い、投打のかみ合う快勝でシーズンを終えた。大谷翔平投手(29)は日本選手として初めての本塁打王に向け、ランキングトップの44本塁打で6年目のシーズンを終えた。本塁打王が確定すれば、日本選手の主要打撃タイトル獲得は、04年に2度目の首位打者となったイチロー以来19年ぶり2人目となる。

 大谷はこの日、試合開始約1時間前の午前10時55分に水原通訳が運転する車で球場入り。カーキのTシャツ姿、黒い帽子を被り、右肘は前日同様、ギプスで固定され、包帯の様なものが巻かれていた。試合では2日続けてベンチ入り。チームメートと笑顔で会話を交わし、ドゥルーリーの先制本塁打には小さく手を叩き、満面の笑顔をみせるなどリラックスムードだった。

 エンゼルスの試合終了前に5本差で大谷を追っていたガルシアが所属するレンジャーズは試合を終了。ガルシアに本塁打は出ず、5本差のままシーズンを終えた。6本差のヤンキース・ジャッジはスタメンから外れた。

 エンゼルスの6年間で171本の本塁打を積み重ね、日本選手最多の松井秀喜の175本塁打にあと4本に迫った。オフにFAとなる大谷。どのユニホームを身にまとい、再び本塁打を量産するのか。注目が集まる。

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