オリ・森「抱きつこうと決めていた」絵になる抱擁で歓喜 日本Sの“雪辱”に「今回は勝っていきたい」

[ 2023年9月20日 22:31 ]

パ・リーグ   オリックス6-2ロッテ ( 2023年9月20日    京セラD )

<オ・ロ>3連覇を決め、山崎颯(手前)に抱き着く森(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 オリックスは20日、ロッテに勝利し、パ・リーグ優勝を決めた。これで21年からリーグ3連覇。球団としては75~78年の4連覇以来で、イチローを擁した95、96年の連覇を超えた。パ・リーグとしても90~94年に西武が5連覇して以来の快挙。グリーンスタジアム神戸(現ほっと神戸)で優勝を決めた96年以来の本拠地Vで、群雄割拠のパを駆け抜けた。

 今季の優勝に関して、森の存在を忘れてはいけない。地元・大阪に帰ってきた移籍1年目は、レッドソックスに移籍した吉田正の穴を埋めた。得点圏打率は驚異の・385(19日現在)で、勝利打点15は、吉田が昨年マークした12を上回る活躍だった。

 優勝会見で森は、山崎颯に抱きついて喜んだ場面を振り返り「抱きつこうと決めていたので。思いっきり飛ぼうと」と説明。自身の打撃については「満足いく結果ではなかったが、1年目で貢献できた」と話した。また、吉田正の穴を埋めたという点を問われると「自分一人で穴を埋められるわけがないと思っていた。チーム全員で埋めた」と謙虚に語った。

 次の目標はポストシーズン。西武でリーグ優勝に輝いた18、19年はいずれもクライマックス・シリーズで敗退しているだけに「2回とも日本シリーズに行けていないので、今回は勝っていきたい」と決意を新たにしていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月20日のニュース