菊池雄星にアクシデント?6回先頭に四球与え緊急降板も 6回途中1失点 メジャー初2桁10勝目の権利

[ 2023年9月20日 09:51 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ-ヤンキース ( 2023年9月19日    ニューヨーク )

ヤンキース戦に先発した菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に先発。6回途中まで1失点と好投もアクシデントにより、降板した。

 1点の援護をもらった直後の初回裏、トーレスに適時二塁打を浴び同点とされたが、スタントンを見逃し三振に仕留めるなど後続を断ち、最少失点で切り抜けた。

 2回以降はヤンキース打線を散発2安打に封じた菊池。ただ、6回に先頭・ラメーヒューに四球を与えたところでマウンドで首をかしげると、首脳陣が駆け寄り、付き添われてベンチへ。そのまま降板となった。

 球団はその後、降板理由について「左上部僧帽筋のけいれん」と発表した。

 それでも後を継いだガルシアがジャッジを三振に仕留めると、1死一、二塁からスタントンを遊ゴロ併殺に打ち取り、菊池の投球成績は5回0/3を4安打1失点となった。

 打線は初回、スプリンガーが先頭打者本塁打を放つと、1-1の4回にはビジオの中前適時打で勝ち越しに成功。5回にはビシェットに19号2ランが飛び出し、先発左腕を援護。リードを広げた。

 今季ここまで9勝6敗、防御率3.81をマークしている菊池。ただ、8月2日(同3日)のオリオールズ戦以来、白星から遠ざかっており、自身メジャー初の2桁勝利に王手をかけてから8度目の挑戦となっている。

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