巨人・増田大輝がヘッスラで勝ち越し生還!山崎伊も大喜び 2日前にサヨナラ打、今季2度目先発

[ 2023年9月20日 20:29 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年9月20日    甲子園 )

<神・巨> 7回1死三塁、相手の野選で生還した三塁走者・増田大(左から2人目)は原監督とタッチを交わす (撮影・後藤 大輝) 
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 巨人の増田大輝内野手(30)が阪神戦(東京D)で持ち前の俊足を生かして勝ち越しのホームを踏んだ。

 「7番・左翼」に入り、7月15日のヤクルト戦(神宮)以来67日ぶりとなる今季2度目の先発出場。

 1―2で迎えた7回だった。先頭・丸の18号ソロで追いつき、続いて入った第3打席だ。

 相手先発左腕・伊藤将が1ボールから投じた2球目ツーシームを左翼線に弾き返して二塁打とすると、吉川の犠打で三塁へ。6回2失点と好投を続けていた山崎伊の代打・梶谷が放った二ゴロで頭からホームへ突っ込み、勝ち越しの1点をもぎ取った。

 18日のヤクルト戦(東京D)ではプロ8年目にして初となるサヨナラ打を放ったばかり。代走での起用が多い増田大にとっては今季9打席目で2安打目、そして今季初打点が値千金の殊勲打となり、笑顔の原辰徳監督(65)に思いっきり抱き締められていた。

 この回に勝ち越さなければ、初の2桁勝利に王手をかけてから4戦足踏みが続いている山崎伊の勝利投手がなくなる最後の攻撃。勝ち越しの1点にベンチの山崎伊は満面に笑みを浮かべて大喜びで、チームメートから早くももみくちゃにされていた。

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