辻発彦氏 日本シリーズ巨人戦・伝説の走塁はミーティングから始まっていた「クロマティが穴だから…」

[ 2023年9月8日 15:45 ]

辻発彦氏
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 元西武監督の辻発彦氏(64)が、槙原寛己氏(60)のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に出演。1987年の日本シリーズ巨人戦で見せた伝説走塁は準備されたプレーだったと明かした。

 西武黄金期の1987年日本シリーズ・巨人戦。第6戦に辻氏の伝説の走塁が生まれた。

 対戦相手だった槙原氏が「西武は野球が違う。かなわない。こんなにも俺ら遅れてるんだと衝撃を受けた」と振り返ったプレーだ。

 西武2―1巨人の8回2死一塁。秋山幸二の中前打で辻氏は一気に生還する。

 中堅クロマティの緩慢な返球の隙を突いたとっさの判断と思われたが、辻氏は「ミーティングの第一声がそこだった」と明かした。

 「ジャイアンツの守備見たとき、クロマティが穴だからそこは突いていくぞ」と日本シリーズ対策の最優先事項にしていたという。

 槙原氏は「(日本シリーズは)今と違って交流戦もない情報合戦。そこ突くんだと思った。それに対応出来る走力もあった」と指摘した。

 辻氏は「西武は走塁を教育されるから。誰もが全力だもん」と胸を張った。

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