広島 “虎キラー”床田で直接対決初戦落とした…かすむ阪神の背中 マジック10に

[ 2023年9月8日 20:44 ]

セ・リーグ   広島1―4阪神 ( 2023年9月8日    甲子園 )

<神・広>5回3失点で降板した床田(撮影・平嶋 理子)
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 絶対に負けられない一戦で、広島・床田が期待に応えられなかった。

 試合前の時点で今季の阪神戦は先発2試合で2勝無敗。前回8月17日の対戦では9回5安打無失点で完封勝利を挙げていた左腕。ここまで16回を投げて失点はわずか1点で、対戦防御率は0・56。しかし、この夜は序盤から一発攻撃に苦しんだ。

 初回、簡単に2死を奪いながら、森下に先制弾を許すと、2回には先頭の佐藤輝に今度は高めの直球をバックスクリーンに運ばれた。5回にも追加点を許し、5回3失点で降板した。

 打線は6回1死一塁から野間が空振り三振、スタートを切っていた田中広も刺されてチャンスを拡大できず。7回も1死一塁から堂林が投ゴロ併殺に倒れた。

 8回1死三塁から松山の適時二塁打で1点を返したものの、反撃はここまで。直接対決を落とし、阪神のマジックは「10」となった。

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