広島 今季11度目零敗で自力優勝消滅危機…無安打の西川責任背負う「ただ、僕が打てなかった」

[ 2023年9月1日 06:30 ]

セ・リーグ   広島0-2巨人 ( 2023年8月31日    岐阜 )

<巨・広>初回1死一、二塁、西川は投併殺打に倒れる(撮影・平嶋 理子)
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 広島は相手を上回る10安打を放ちながら、拙攻が続き今季11度目の零敗。1日の結果次第で再び自力優勝が消滅する危機を迎えた。「ヒット自体は出ている。いつもいつも点が取れるわけではないので」。連勝が4で止まった新井監督は懸命に前を向いた。

 前日に3安打の4番・西川が、2三振を含む4打数無安打と一転ブレーキ。初回1死一、二塁では投ゴロ併殺、3回2死一、二塁と6回1死一塁では、いずれも空振り三振に倒れた。6回は一塁走者・小園の盗塁失敗も重なり“三振ゲッツー”。「(相手の)配球どうこうより、ただ、僕が打てなかった」と責任を背負った。

 首位・阪神とは5・5ゲーム差。まだ暑さが続く中、この日は大阪→岐阜、1日は岐阜→広島の当日移動で、土日はデーゲームと過酷な日程だ。新井監督は「バットが振れている選手が多い」と手応えを示しつつ、「体力的なことも考えながら臨みたい」と選手のコンディションにも留意して9月戦線に挑む。

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