巨人の逆転CS進出に暗雲 主砲・岡本和真復帰も今度は中田翔が「特例2023」で登録抹消

[ 2023年9月1日 16:08 ]

巨人・中田翔
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 日本野球機構(NPB)は1日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は体調不良による「特例2023」で8月29日に登録抹消していた主砲・岡本和真内野手(27)を再登録した。

 だが、今度は中田翔内野手(34)が「特例2023」により登録抹消。逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、この日から3位・DeNAとの直接対決3連戦を控える4位・巨人にとってはなおも試練が続く事態となった。

 岡本和は梶谷隆幸外野手(35)とともに発熱の症状があり、体調不良のため8月29日に出場選手登録抹消。34本塁打&83打点の主砲を欠いたチームは苦手な広島との3連戦を1勝2敗で終え、その間、坂本勇人内野手(34)が岡本和に代わって3試合で4番を務めていた。

 中田翔は岡本和が打撃不振だった昨年8月から第91代4番に座り、獅子奮迅の活躍で4番のままシーズン終了。今季は主に5番や6番に入ってここまで88試合に出場し、打率.257(253打数65安打)、13本塁打、33打点の成績を残していた。5月に右太腿裏肉離れで登録抹消となって以来、今季2度目の抹消となる。

 また、8月10日に登録抹消となっていたタイラー・ビーディ投手(30)も岡本和とともにこの日、再登録されている。

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