【千賀滉大と一問一答】大谷は「日本の時も今も変わらずすごい打者」肘の故障は「野球好き全員がショック」

[ 2023年8月26日 12:54 ]

インターリーグ   メッツ1-3エンゼルス ( 2023年8月25日    ニューヨーク )

<メッツ・エンゼルス>初回、大谷(左)に四球を与えた千賀(撮影・光山 貴大)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発。6回2/3を4安打2失点10奪三振と粘投も援護に恵まれず、7敗目を喫した。

 3回、先頭・シャヌエルに死球を与えると、続く大谷に二塁打を浴び無死二、三塁とピンチを拡大。ドゥルーリーの右犠飛で先制を許すと、ムスタカスには中前適時打を浴び、三塁走者の大谷の生還も許した。メジャー初対決となった大谷とは四球、二塁打、四球と3打席すべて出塁を許した。ただ、4回以降はテンポよく打者を打ち取り、被安打は0本。自己3度目の2桁奪三振、球宴以降では8登板中6度目のクオリティスタート(QS)と上質な投球だった。試合後の千賀との一問一答は以下の通り。

 ――今日の真っ直ぐの出力は。
「全体的に良かったと思いますし、出力の部分だったり、フィーリングに関しては途中から良くなっているものがある。最初の方の立ち上がりをどうにかしないとっていうのが、僕の今日の反省かなと思います」

 ――大谷との日本人対決は。
 「特別感というよりは、もう彼が特別な選手なので、対戦は日本の時もそうですし、今日に関してもすごく楽しみな部分もありました」

 ――日本での対戦と違いは感じたか?
「日本の時も今も変わらず、すごいバッターというのは変わらないです。打った打球のスピードが人と全然違ったりとか、こっちのリーグでも打球速度は速い部類に分類される。日本だったらさらに飛び抜けていると思いますし、本当にすごい選手だと思って投げました」

 ――大谷の肘のニュースを聞いて。
 「僕もあのニュースを見て、本当に僕だけじゃなくて、野球好きな人全員がショックな出来事だと思います。これからどういうふうになるか、僕も全然知らないんですけど、とにかくいい方向に進んでいってくれるのが一番です」

 ――大谷選手の故障を聞き、驚きが100%だったのか。
「正直、投げ方もそうですし、出力もそうですし、パフォーマンスもやっぱり本来の彼とは少し遠い部分があった。たぶん僕だけじゃなく、野球好きな、大谷選手を好きな人はみんな思っていたんじゃないかなと思った部分でもありました。どこかなければいいなと思っていたんですけど、少しずつ出てきていた。彼の場合はそういうことを乗り越えていってくれると思うので、僕も対戦以外の時は、一日本人として、野球を好きな人として、楽しく見させてもらっている選手の1人なので、うまくいって欲しいなと思っています」

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