巨人・中山礼都がプロ初の三塁打 泥臭いヘッスラに原監督も思わずメモ 前夜は3バント失敗

[ 2023年8月24日 22:17 ]

セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2023年8月24日    東京D )

巨人・中山礼都
Photo By スポニチ

 巨人の中山礼都内野手(21)がヤクルト戦(東京D)でプロ初の三塁打を放ち、自身の存在をアピールした。

 7回から二塁守備に入って途中出場。5―1で迎えた8回、2死走者なしの場面で回ってきた初打席だった。

 相手3番手右腕・阪口が3ボール1ストライクから投じた5球目、内角への148キロ直球を右翼線に弾き返すと、二塁ベースを蹴ってヘッドスライディングで三塁ベースに飛び込んだ。

 これがプロ270打席目で初の三塁打。原監督もベンチで思わずメモした泥臭い三塁打だった。

 前日23日の同戦では3―3で迎えた延長11回、1死一塁の場面で代打に登場。だが、送りバントを指示されながら初球がバントファウル、2球目がストライクを見逃し、3球目がバント空振りと3球でまさかの3バント失敗に終わった。

 結局、続く梶谷の投手強襲安打が敵失を誘発する間に一走・門脇が俊足を飛ばした好走塁で本塁生還を果たしサヨナラ勝ちを飾ったが、中山にとっては不完全燃焼な一戦となっていただけに“仕切り直し”の三塁打となった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月24日のニュース