あと1死で…ブルージェイズ・菊池雄星は4回2/3を3失点　自身メジャー初の10勝はまたもお預け

ア・リーグ   ブルージェイズ6－3オリオールズ （ 2023年8月22日    ボルチモア ）

オリオールズ戦に先発した菊池雄星（AP）
Photo By ＡＰ

　ブルージェイズの菊池雄星投手（32）が22日（日本時間23日）、敵地ボルチモアでのオリオールズ戦に先発。4回2/3を7安打3失点で勝敗はつかめず、メジャー自身初の10勝はお預けとなった。チームは延長戦の末、勝利した。

　菊池は初回、2死から連打を浴びて先制を許した。2回以降は粘投していたが、3－1の5回1死一、二塁から重盗を許し、捕手の悪送球も絡んで失点し1点差に迫られると、2死二塁から4番・ヘイズに四球を与えたところで降板。勝利投手の権利まであとアウト1つで無念の交代となった。

　後を継いでマウンドに上がった2番手・ガルシアが適時二塁打を浴び同点とされたため、菊池の投球成績は4回2/3を7安打3失点となった。

　菊池は前回15日（同16日）のフィリーズ戦も6回4安打7奪三振1失点と力投も援護に恵まれず勝敗がつかなかった。今月2日（同3日）のオリオールズ戦で9勝目を挙げて以降、登板3試合続けて白星をつかめず初の10勝は次戦以降にお預けとなった。

　試合は3－3のまま延長戦に入り、10回にブルージェイズが3点を勝ち越し勝利した。