【甲子園】斎藤佑樹氏 敗れた仙台育英・須江監督に感激「直立不動で立っている姿がすごく良くて」

[ 2023年8月23日 17:26 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会最終日・決勝   慶応8-2仙台育英 ( 2023年8月23日    甲子園 )

斎藤佑樹氏
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 元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)が、大阪・ABC放送で中継された第105回全国高校野球選手権の決勝戦「慶応―仙台育英」で実況解説に登場した。

 試合は慶応が初回、丸田湊斗(3年)が夏の甲子園決勝戦史上初となる先頭打者本塁打を放ち先制。ここから勢いに乗り、1916年以来107年ぶり2度目の優勝を飾った。

 斎藤氏は優勝が決まった瞬間、2006年の自らの優勝時を重ね合わせ「素晴らしい戦いを見せてもらいました。僕が17年前に立っていたあの頃を思い出しました。改めて、皆さんの応援が力になったんだなと思いました」と語り、また「勝った方もそうですが、負けた方もここまで来るまでに一生懸命戦ったと思いますし、そこに至るまではいろんな仲間がいて、仲間たちと歩んできた時間を思い出すんだろうな、と。僕もすごく思い出しましたし、それで丸田くんも涙が出てきたんだろうなと思います」と、涙を流した丸田の姿に胸を打った。

 さらに、慶応の優勝インタビュー後に感想を聞かれると「森林監督のインタビューを聞いている時の、須江監督が直立不動でベンチの前に立っている姿というのがまた、すごく良くて。負けたチームからも僕らは考えさせられたなと思います」と感激。須江監督はインタビュー中もベンチ前で拍手を送り続けるなど勝者を称えた姿が印象的だった。

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