エ軍ネビン監督 大谷次回登板「指の状態見なければ」明言せず アストロズ戦6回途中降板で5敗目

[ 2023年7月15日 15:53 ]

エンゼルス・ネビン監督
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)の本拠地アストロズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。打っては5打数2安打をマーク、投げては6回途中5失点で降板し5敗目を喫した。チームは5-7で敗れ、球宴を挟んで6連敗。今季初の借金「2」となった。

 大谷は、前回登板の4日のパドレス戦では右手中指の割れた爪とマメの影響で途中降板。11日の球宴では打者に専念したことで、中9日という万全の状態で8勝目を目指していた。しかし、4回から明らかな逆球を投じるなど制球に苦しみ、先頭から3連続四死球。爪を見つめて状態を確認するシーンもあった。

 ネビン監督は試合後、6回先頭で四球を出した大谷を降板させたことについて「6回まではそこまで影響を感じなかったが、翔平が6回の先頭打者に四球を出した時におかしいと思った」と説明。

 「彼の(右手中)指はまだセンシティビティー(傷つきやすい、慎重な取り扱いが必要)。確認したところ爪は割れてはいないが、彼を降板させることを決めた」とし、今季はこれまで主に中5日で登板してきたが、次回先発については「指の状態を見なければいけない」と語った。

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