ヤクルト球宴前最後の3連戦初戦勝利 高津監督「すべて出し尽くしたいと思っていた」

[ 2023年7月15日 21:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―1巨人 ( 2023年7月15日    神宮 )

<ヤ・巨>ナインを迎える高津監督(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトはディロン・ピーターズ投手(30)が7回3安打1失点の好投で4勝目。巨人戦初勝利を挙げた。中村悠平捕手(33)は4回に決勝のスクイズを決め、マスクを被っても投手陣を好リード。高津監督の一問一答は以下の通り。

 ――球宴前最後の3連戦の初戦をとった。
 「この3試合でオールスター前のゲームがすべて終わるということで、すべて出し尽くしたいと。この3試合に全部を出してね、少しだけ休憩があって、後半戦に入っていきたい気持ちで、この3連戦初戦はすごく大事にしていましたし、そういう意味ではいい形でゲームを進められたと思います」

 ――ピーターズが好投。
 「まずコントロールに苦しむことがなかったので、四球が1つかな。球も力ありましたし、非常に制球よく、いい投球ができたんじゃないかと思います」

 ――4回はスクイズも絡めて2点をとった。
 「ちょっと、ゲームの流れの中の得点だったり、作戦なので、何とも言えないですけど、そのときの状況だったりいろんなことが絡んで、次、同じことがあったら、やるかどうかも分からないですけれど、やっぱり1点でも勝ち越してね、いい状況で中盤を迎えたいという気持ちが強かったです」

 ――中村のバントへの信頼度は高い。
 「みんな信頼してます(笑)」

 ――オスナが6回に14号ソロで追加点。
 「会心じゃないですか。すばらしい当たりだった。その1点が非常に大きくて。なんとか1点どうにか1点と思いながら。2アウトから一振りで1点とってくれたので、非常に大きなホームランだったと思います」

 ――7回はバント失敗などもったいなかった。
 「大反省ですね、よくできたところと、ちょっと大きな反省、ミスがありましたね」

 ――7回の攻撃。ネクストバッターズサークルに川端の姿もあった。
 「スコアリングいったら川端いこうと思ってました。バントのケースになったので丈(宮本)いこうとなりました。まあ最初から2アウトランナーなしだったら誰々、1アウトランナー一塁だったら誰々、スコアリングいたら川端、もし二塁だったら丈(宮本)って決まっていたので」

 ――引き締まった試合。
 「やっぱりピーターズじゃないですか。7回まで3安打。ホームラン1本でゲームをつくったので、そこが一番大きいと思いますね。先発ピッチャーがしっかりゲームメイクをすれば後ろにはしっかりとした切り札がいますので、こういう展開はおかしくはないと思います」

 ――8回の清水、守護神の田口の存在が大きい。
 「そうですね。多少調子の波はあるんですけど、体をケアして自分の持ちイニングをしっかり守りきってくれる。すごく頼もしい」

 ――並木らがよく守った。
 「そうですね。元山もよく守りましたし、外野手もよく守りましたし、取れるアウトをしっかり取って、最初のアウトの3つ目のアウトを重ねていく。それがすごく大事だと思います」

 ――守り抜く、やりたい野球ができた。
 「派手はいらないっていったらあれですけど、地味でもアウト1つでもバント1つでも点が取れるように点が防げるように、もっともっと鍛えていかないといけないなと思います」

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