エンゼルスと6ゲーム差、ア・リーグ西地区首位のレンジャーズが剛腕チャプマンを補強

ロイヤルズのアロルディス・チャプマン（ロイター）

　ア・リーグ西地区首位のレンジャーズが6月30日（日本時間7月1日）トレードでロイヤルズのリリーバー、アロルディス・チャプマン（35）を獲得した。複数の米メディアが報じた。

　交換要員は左腕のコール・ラガンズとマイナーリーガーのロニー・カブレラ。

　チャプマンは今季、ここまで31試合に登板、29・1回を投げ、4勝2敗、2セーブ、防御率2・45。122人の打者と対戦し、53三振を奪っている。ア・リーグの救援投手では三振奪取数、対戦打者のOPS（出塁率＋長打率）・483、被打率・158はトップだ。

　レンジャーズではウィル・スミスがクローザーで、15度のセーブ機会に14度成功、防御率は2・73だ。しかしながら他のブルペン投手は不振で、ブルペン陣の防御率は4・37。30球団で24番目にランクされている。