中日が痛恨の延長サヨナラ負けで３連勝逃す…柳７回無失点の好投も報われず　最後は押し出し

セ・リーグ   中日2－3広島 （ 2023年4月27日    マツダスタジアム ）

＜広・中＞中日先発の柳　（撮影・奥　調）
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　中日が広島に延長戦で痛恨のサヨナラ負けを喫し、今季初の３連勝を逃した。先発の柳は7回5安打無失点と好投したが2－0の8回に救援陣が打たれて追いつかれ延長戦に突入。2－2の延長12回の守りで、ベンチは2死一、二塁で申告敬遠。ここで砂田が韮沢に押し出し四球を与えて幕切れとなった。

　昨季も苦しんだ“魔の8回”。今季はキューバ出身の助っ人、ジャリエル・ロドリゲス投手が「8回の男」となるはずった。しかし、ロドリゲスは亡命報道があり来日しなかった。この日、“代役”を務めた2番手の田島が2―0の無死二塁で野間に適時三塁打。さらに3番手の勝野がマクブルームに中前適時打を打たれた。

　打線は0―0の5回無死二、三塁で、木下の左犠飛で先制し「追い込まれていたので、必死に打ちにいきました」。8回にも1点を追加し優位に試合を進めたが終盤に落とし穴が待っていた。