高校野球春季九州大会 有明が初の決勝進出 小川8回決勝打、エース稲岡完投

[ 2023年4月27日 06:00 ]

高校野球春季九州大会   有明3ー2福岡大大堀 ( 2023年4月26日    リブワーク藤崎台 )

 準決勝が行われ、有明(熊本)と大分舞鶴がきょう27日の決勝に進んだ。ともに初優勝を目指す。有明は同点の8回に小川が適時二塁打を放ち、福岡大大濠に3―2で競り勝った。大分舞鶴は西日本短大付(福岡)に7―0の7回コールドで快勝し、渡辺が2安打無失点で投げ切った。

 熊本・有明が49季ぶり出場で初の決勝進出を果たした。2―2の8回2死一塁から小川が右中間へ勝ち越しの適時二塁打。準々決勝で高校初という本塁打を放ったばかりで「気持ちが楽になり、しっかりボールを見て打てるようになった」と笑顔で充実感を漂わせた。エース稲岡は緩急を駆使した投球が光った。1回戦、準々決勝を2桁安打で勝ち上がった福岡大大濠の強力打線を3安打に封じて完投。バックも好守でもり立て、高見監督は「みんなが成長してくれて、僕自身はただ観戦しているおじさんになっている」と笑い飛ばした。

続きを表示

2023年4月27日のニュース