ソフトB・栗原 36年間ホークスを支えた人へささげた満塁弾!「最高の結果になった」

[ 2023年4月27日 21:48 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5ー3楽天 ( 2023年4月27日    ペイペイD )

ヒーローの森(左)と栗原(右)はこの試合で退職されうグラウンドキーパーの徳永さんと記念撮影する(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは、今季初先発の森が気迫ある投球でプロ初先発勝利。打線も6回に栗原が今季4号となる先制満塁弾を放った。これでチーム2連勝、本拠地ペイペイドームで開幕7連勝となった。

 打線はチャンスを作りながらも得点を奪えない展開が続く中で、0―0の6回1死満塁のチャンスで栗原が、ボールカウント1―2から楽天2番手の鈴木翔が投じたストレートを右翼席へ弾き返す今季4号となる先制満塁弾となった。

 「森さんが凄く熱いピッチングをしていて、何とか勝ちを付けたいと野手みんなが思っていました。それが最高の結果になってよかったです」と振り返った。

 栗原にとって、この満塁弾は4月4日以来となる一発なった。「自分自身打てない時期が続いて、チームに迷惑をかけて責任も感じていました。またここから上げていけるように頑張ります」と今後へ意気込んだ。

 そしてこの試合で、平和台球場時代から36年間ホークスを支えたグランドキーパーの徳永勝利さんの最後の試合となった。「選手が毎日、何不自由なく練習出来るのは、徳さんのおかげです。だから何とか今日は勝ちたかったですし、勝って徳さんを見送りたかったのでよかったです」と徳永さんへ感謝した。

 最後には徳永さんをお立ち台に呼び込んで抱擁した。「徳さんいつもありがとうございます。今年は何が何でも優勝します」と誓って、お立ち台の森とともに三人で記念撮影した。

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