「エースの値段はいくらか?」フィリーズ担当記者がノラの価値はロドンの210億円を上回ると予測

[ 2023年1月23日 07:44 ]

アーロン・ノラ投手(AP)
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 大リーグ公式サイトのフィリーズ担当トッド・ゾレッキー記者が、23年シーズン終了後FAの資格を得る右腕アーロン・ノラ(29)について「エースの値段はいくらか?」と報じている。ノラは生え抜きで、14年の一巡(全体7番目)指名選手。これまで8シーズン投げ、通算78勝62敗、防御率3・60。昨季は32試合に先発し205イニングで11勝13敗、防御率3・25、サイヤング賞投票で4位に入った。ポストシーズンは5試合に先発、2勝2敗、防御率4・91だった。先日ノラは「(契約延長の)話は何も出ていない。チームが来季のオプションを行使してくれたので、23年シーズンに焦点を絞っている」と語っている。ワールドシリーズ終了から2日後フィリーズはノラの23年のチームオプション(1600万ドル/約21億円)を行使した。より長くノラをチームに残したいなら、大きなお金が必要になる。フィリーズはFA右腕タイワン・ウォーカーと4年総額7200万ドルで契約、ヤンキースは左腕カルロス・ロドンを6年総額1億6200万ドル(約210億円)で獲得した(年平均2700万ドル/約35億円)。ゾレッキー記者はノラはロドンよりも若く良い投手で、もしFA市場に出ればロドンの契約を上回ると予測する。19年の2月フィリーズはキャンプ地のフロリダ州クリアウォーターでノラと4年総額4500万ドルの契約延長で合意した(5年目はチームオプション)。23年もクリアウォーターで同じことが起きれば素晴らしいと結んでいる。

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2023年1月23日のニュース