ロッテ・吉井監督「藤原がサボってる」打線強化へ将来性期待する22歳に愛のイジり「本塁打より…」

[ 2023年1月23日 17:03 ]

ロッテの吉井監督
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 ロッテの吉井理人監督(57)が22日に放送されたTBSラジオ「石橋貴明のGATE7」に出演。今季プロ5年目を迎える藤原恭大外野手(22)に対し「本塁打より二塁打を狙って欲しい」とコメントした。

 番組では球団が掲げる「Vision 2025」に触れ、吉井監督は25年までに常勝軍団となるためには打線の強化が必須とし、山口航輝と安田尚憲に“長距離砲”として成長してほしいと期待。安田については「三振もOKなので軽打や四球を選ばず初球からバンバン振っていってほしい」とコメントした。続けて「あとは藤原ですね。コイツがサボってるんで」と藤原恭大の名前を挙げた。

 これにパーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明は「厳しい(言葉)ですね笑。でも、大阪桐蔭時代の輝きを見ているとちょっと寂しいですよね」とポツリ。吉井監督は「そうですね。足があるのでちゃんと頭を使って、ライナーとか二塁打を打ってもらいたい。(相手投手の)カウントが悪くなったら四球もあるので。ただ(本人は)まだちょっと本塁打を打ちたい感じなんですよね」とコメントした。

 藤原は昨季49試合に出場し、打率・209、1本塁打5打点と成績は振るわず。プロ4年間で通算9本塁打しか記録していないが吉井監督は「ただ、この子も飛ばす力を持っている。なので二塁打を打てるようになっても本塁打はそこそこ出ると思うんですよね。(最初から)本塁打30本狙うんじゃなくて、二塁打たくさん打っているうちに本塁打15本打っていたみたいな選手になれるのでは」と今後の飛躍に期待していた。

 さらに今季から1軍打撃コーチを務めることになった村田修一氏については「松本本部長が色々調査して、リストアップしてくれました。選手時代は長距離砲だったじゃないですか?チームにそういうのを教えられる人がいなかったので」と狙いを明かした。

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