ロッテ ドラ4高野が初ブルペン入り 吉井監督の背番号と同じ21球は偶然も「縁があるかも」

[ 2023年1月12日 12:20 ]

<ロッテ新人合同自主トレ>第1クール最終日の3日目にブルペン入りしたドラフト4位・高野脩汰
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 ロッテの新人合同自主トレは12日、さいたま市のロッテ浦和球場で第1クール最終日を迎え、ドラフト4位左腕の高野脩汰(24=日本通運)がチーム新人の先陣を切ってブルペン入りした。

 社会人出身の即戦力左腕は、ドラフト1位・菊地吏玖(22=専大)とのキャッチボール後、遠投を行ってブルペンへ移動。捕手を立たせたまま「構えたところに強く投げることを意識」して6割程度の力で21球を投げ込んだ。ブルペンでの投球は昨年12月21日以来で、「傾斜が久しぶりだったので、平地との差を感じてフォームがバラついて、自分的には絶好調と言える感じではなかった」と反省しつつ、「平地でのバランスは良いので、平地の調子をブルペンでもできれば」と手応えも口にした。

 “初投げ”の球数が吉井理人監督(57)の背番号と同じ21球だったことは、「全然意識していなかった」と偶然だったが、「何か縁があるのかも」と笑顔。真上から投げ込む独特のフォームが特徴のMAX147キロ左腕は今季の目標に「40試合登板」を掲げる。社大学、会人時代は連投の機会がなかったが、プロではワンポイントや中継ぎでの登板を視野に入れ、今後は連投を意識しながらブルペン入りする意向だ。

 視察した榎康弘アマスカウトグループ・ディレクターは「ここまで順調に来ている。この時期にブルペンに入れることは彼にとってもチームにとっても良いこと。ここまま、しっかりキャンプまで無理せずやってほしい」と目を細めた。

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2023年1月12日のニュース