侍ジャパン 最終メンバー30人絞り込めず…栗林、松井裕ら有力

[ 2023年1月12日 05:05 ]

侍ジャパンの栗山監督
Photo By スポニチ

 侍ジャパンのスタッフ会議で今月下旬発表予定の最終メンバー30人の絞り込みが行われたが、決定には至らなかったもようだ。栗山監督は「ある程度、メンバーの方向性を出したいと思っていたが、なかなか決まらない」と説明。今後も選手の状態などを確認しながら慎重に選考を進めていく。

 最終メンバーについては、6日に栗山監督がエンゼルス・大谷ら、日本人大リーガー3選手を含む12選手を先行発表。この日はカージナルス・ヌートバー招集も追加発表された。さらにヤクルトの山田と中村、巨人・大勢、阪神・湯浅、レッドソックス・吉田の選出が内定済み。足のスペシャリストとしてソフトバンク・周東の選出も確実となっている。

 投手は発表済みの6投手と内定している大勢、湯浅のほか、一昨年の東京五輪でも守護神を務めた広島・栗林、前回17年のWBCに出場した楽天・松井裕、さらに昨年11月の強化試合で第2先発として好投したヤクルト・高橋も有力候補とみられる。

 選手選考について栗山監督は6日の会見でも「ギリギリまで引っ張りたい」と話しており、最終メンバー決定は、今月下旬の発表まで熟考することになる。

 ≪サッカー森保監督とテレビで指揮官対談≫栗山監督とサッカー日本代表の森保一監督の対談が初めて実現し、TBS系とテレビ朝日系の番組で放送された。話は二刀流誕生から村神様、W杯カタール大会へと巡り、選手選考の悩みや、招集したものの不出場になる選手とのコミュニケーションについて及んだ。森保監督が「なぜ使わないのか、話せる範囲で本人にストレートに話した」と答えると、栗山監督は「野球でも起こり得ることなので凄く参考になる。監督の仕事は勝つことが正義なので」と聞き入っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月12日のニュース