阪神・西勇 今季ワースト6回途中6失点 矢野監督「粘り切れないところが出た」

[ 2022年6月29日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―6DeNA ( 2022年6月28日    横浜 )

<D・神>5回、ソトに本塁打を打たれた西勇(撮影・大森 寛明)
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 粘ることができなかった…。先発の阪神・西勇はもったいない形で失点を重ね、今季自己ワーストの5回2/3を7安打6失点で6敗目。試合後はコメントを残すことなく、悔しさを押し殺すかのようにバスに乗り込んだ。

 2―2の5回に先頭のソトに内角シュートを右翼席に運ばれ、勝ち越し点を献上。ここで踏ん張っていれば試合の行方も変わっていたかもしれないが、6回が誤算だった。2死二塁から一発のある宮崎を申告敬遠して大和との勝負を選ぶも、中前適時打を浴びた。なおも2死一、三塁では、またしてもソトに右翼フェンス直撃の2点二塁打を許し、交代を告げられた。要所でしのぐことができなかった右腕に矢野監督は次回の奮起を促した。

 「粘り切れないところが出てしまった。コントロールとか球の切れっていうのは大事になってくるので。そこらへんを修正していくしかない」

 前回21日の広島戦(5回5失点)に続く乱調でDeNA戦ではキャリアワーストの失点となった。もう切り替えるしかない。今度こそ巻き返しを期す。(長谷川 凡記)

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2022年6月29日のニュース