巨人・山崎伊織、3勝目ならず 42日ぶり白星権利まであと1人で同点許す 5回8安打2失点

[ 2022年6月29日 20:01 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年6月29日    郡山 )

<巨・中>先発する山崎伊(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の2年目右腕、山崎伊織投手(23)が中日戦(郡山)に先発登板。5回8安打2失点で降板し、5月18日の広島戦(東京D)以来42日ぶりとなるプロ3勝目を逃した。

 試合前に出場選手登録され、大城とバッテリーを組んで上がったマウンド。だが、初回からいきなりピンチを招いた。1番・大島に右前打、2番・岡林に左前打されて開始から8球で無死一、二塁。3番・高橋周は一ゴロ併殺打に仕留めて2死三塁としたが、4番のA・マルティネスに四球を与えて一、三塁とし、5番・阿部の中前適時打で先制を許した。なおも続いた2死一、三塁では6番・石岡を3球連続見逃しで三振に仕留めたが、不安な立ち上がりとなった。

 味方打線が奮起し、2回には女房役・大城の適時二塁打で1―1の同点。3回には主将を務める坂本の適時打で2―1と勝ち越した。4回には先頭のA・マルティネスへ死球を当てたのをきっかけに1死二、三塁のピンチを招いたが、敬遠策で2死満塁として無失点。だが、5回も2死一、三塁とピンチを迎えると、阿部にこの回3安打目となる中前適時打を許して追いつかれた。勝利投手の権利を得るまであと1人からの同点。この回を投げ切って降板となった。

 山崎伊の投球内容は5回で打者24人に対して97球を投げ、8安打2失点。6三振を奪い、2四球1死球、直球のMAXは149キロだった。

 山崎伊は5日のロッテ戦(東京D)で2―2で迎えた3回1死から死球、死球、四球で1死満塁のピンチを招いてプロ最短となる3回途中3失点KO。12日の楽天戦(楽天生命パーク)では2試合連続でプロ最短を更新する2回途中5失点KOされ、13日に出場選手登録を抹消されていた。

 ▼山崎伊 リードをしたまま次の投手にバトンを渡したかったけれど、最後(5回)ツーアウトの場面で粘り切れず悔しいです。

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2022年6月29日のニュース