ヤクルト原樹理 “苦手”コイ打線に6回92球を投げ7安打浴びるも無失点 6勝目の権利持ち降板

[ 2022年6月29日 20:12 ]

セ・リーグ   ヤクルト―広島 ( 2022年6月29日    マツダ )

<広・ヤ>力投する先発の原樹理 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの原樹理投手(28)が29日の広島戦(マツダ)に先発。6回92球を投げ、7安打を打たれながらも無失点に抑え今季6勝目の権利を持って降板した。

 通算4勝7敗。決して得意とは言えない広島打線を相手に初回から気迫の投球を見せた。初回から毎回安打を打たれながらも、4回まで3人で仕留める効率的な投球。5回に2死からこの日初めてとなる連打を浴びるも、8番・中村を3球で空振り三振に斬って取りゼロを重ねた。

 6回にも2死から連打を浴び4番・マクブルームを迎えたが、強烈な左翼方向の打球を遊撃・長岡がダイビングキャッチ。ピンチを切り抜け笑顔でベントに引き揚げた。7回の打席で代打・浜田を送られ交代。6回92球7安打2奪三振無失点の力投で自身今季6勝目、今月チーム18勝を中継ぎ陣に託した。

 原は前回22日の中日戦(バンテリンD)で5回72球を投げ3失点も今季5勝目(3敗)を挙げていた。

 《球団最多タイ19勝見えた》ヤクルトは現在17勝。球団最多は02年8月の19勝で、残り2戦2勝なら並ぶ。また、最短マジック点灯日は30日。ヤクルトが広島に連勝、DeNAが阪神に連敗なら巨人の結果次第でM56などが出る。
 

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月29日のニュース