阪神・前川 甲子園でフェンス激突、再離脱の可能性 平田2軍監督「一番、勉強になるところで落とし穴」

[ 2022年6月13日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2ー15ソフトバンク ( 2022年6月12日    甲子園 )

<ウエスタン神・ソ>1回無死満塁、リチャードの打球を追いラバーに激突する前川(撮影・後藤 正志)
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 阪神ドラフト4位・前川の再離脱が、濃厚となった。「7番・左翼」で出場したウエスタン・ソフトバンク戦の初回無死満塁の守備で、リチャードの左翼後方への打球にジャンピングキャッチを試みた際にフェンス激突。その後も出場を続けたが、2回1死一塁で回ってきた1打席目に代打を送られた。

 上半身のコンディション不良で3月30日から別メニュー調整となり、今月7日に実戦復帰を果たしたばかり。平田2軍監督は「甲子園で守備的にも一番、勉強になるところで、こういう落とし穴」と顔をしかめ、「(箇所は前回と)同じ所だと思う。ちょっとまたリタイアする可能性は高くなったな」と再離脱の可能性を示唆した。前川は、13日に病院で検査を受ける。

 《投壊15失点で大敗 平田2軍監督「見ての通り力不足」》2軍は投手陣が計11四死球を与える投壊で、ソフトバンク相手に15失点の大敗を喫した。今季初先発の小野が5四死球など1死も取れず6失点KO。3番手・鈴木は高田に右越え満塁弾を許すなど2本塁打を浴び7点を失った。高田への被弾前に自らマウンドで鈴木を鼓舞した平田2軍監督は「打たれろって言ったんだよ、そしたら本当に打たれたよ!それでええねんってベンチで(鈴木に)言った。四球四球じゃ勉強にならない」とし、「見ての通り力不足」と投手陣に奮起を促した。

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2022年6月13日のニュース