「途中から出る選手はミスできない」阪神・熊谷は失敗した映像を毎日入念チェック 自己分析の成果出る

[ 2022年6月12日 07:00 ]

交流戦   阪神3-2オリックス ( 2022年6月11日    京セラD )

<オ・神>初めてのヒーローインタビューで笑顔を見せる熊谷(撮影・平嶋 理子)
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 【記者フリートーク】熊谷の準備は常に万全だ。盗塁の成功率を上げるために毎日、自分の映像を見返し、スタートのタイミング、中間走、投手の間など細かいところまでチェックする。近本や植田ら足を武器とする選手たちにも“直接取材”するなどして、研究に熱を注いできた。

 「途中から出る選手はミスができない。仕事をするためには反省を忘れないことです」

 特に失敗した映像を確認し、選手間同士でもフィードバックを行う。昨季の盗塁成功率(・875=企図8、成功7)を下回る今季は、より走塁面に時間を割いているという。積み重ねてきた自己分析の成果が花開いた。(阪神担当・長谷川 凡記)

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