巨人・原監督　オリと「好対照だよね」　6連敗でオープン戦最下位転落

オープン戦   巨人2―10オリックス （ 2022年3月12日    京セラD ）

＜オープン戦　オ・巨＞5回、選手交代を告げ、ベンチに戻る原監督　（撮影・森沢裕）
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　巨人はオープン戦チーム最多10失点でオリックスに完敗して6連敗。10位で並んでいたヤクルト、最下位だったロッテがともに勝ったため、ついにオープン戦最下位に転落した。通算成績2勝7敗1分けとなった巨人の勝率は・222。投手陣は4試合連続6失点以上となった。

　試合後、巨人の原辰徳監督（63）は「チーム状態としては決していい方ではないし、なかなかチーム力というのは上がってきていないのでね。まあしかし、いいところを我々もどこか気づいて引き出してね。ペナントレースにしっかり照準を合わせるというところが大事だと思いますね」とまずは試合を総括。

　この日はこれまで続けてきた1番・丸ではなく、1番・坂本、3番・丸の新オーダーを試した。「いろいろと、そこは試行錯誤しながらやるということですね」という指揮官。打線の並びについてまだ模索中かと問われると「そうですね。いいものを引き出していくというふうな考え方ですね」とした。

　また、チャンスであと1本が出ない打線については「そのへんのところもね。やっぱり今日のゲームなんて（相手と）好対照だよね」とコメント。オープン戦の最下位転落について聞かれると「そのへんもしっかりどう…さっき言ったことと一緒だね、それはね」と多くを語らなかった。