日本ハム・新庄監督オープン戦“初黒星” 3失策全て失点に絡む「選手が一番分かってるでしょ」

[ 2022年3月12日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム5―6広島 ( 2022年3月11日    マツダ )

<広・日>4回1死一、二塁、小園の打球を渡辺(右)が失策し失点する。左は一走・坂倉(撮影・村上 大輔)
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 日本ハムの新庄監督がオープン戦“初黒星”を喫した。4回に渡辺、8回は浅間が適時失策を犯すなど3失策が全て失点につながるなど自滅。試合後の取材対応はなく、広報を通じて発表された「凡ミスの怖さは選手が一番分かってるでしょ」とのコメントには怒りがにじんだ。

 4回1死一、二塁で一ゴロを処理した渡辺が二塁併殺を狙うも、悪送球で同点を許し、この回一挙3失点。8回2死一、三塁では古川侑が三塁へけん制するも浅間がベースカバーに入れずに追加点を許した。渡辺は二塁、浅間が外野が本職で慣れない守備位置ではあるが、完全なレギュラーではなく言い訳にはならない。

 オープン戦の初戦でDeNAに黒星を喫した2月26日は上沢が指揮を執っていた。指揮官が采配を振ってから続いていた2分けを挟んだ連勝も5で止まったが、試合後もしっかりと話題づくり。新庄監督はインスタグラムを更新し「明日は近藤監督で対広島戦行きます」(原文まま)と投稿。上沢に続き、再び選手に指揮を執らせるプランを掲げた。(清藤 駿太)

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