巨人 6連敗でついにOP戦最下位転落 中田バックスクリーン弾、小林の3打席連続安打&1号も空砲

[ 2022年3月12日 17:11 ]

オープン戦   巨人2―10オリックス ( 2022年3月12日    京セラD )

<オープン戦、オ・巨>8回、ベンチで戦況を見つめる原監督(撮影・坂田 高浩)
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 巨人はオープン戦チーム最多10失点でオリックスに完敗して6連敗。10位で並んでいたヤクルト、最下位だったロッテがともに勝ったため、ついにオープン戦最下位に転落した。通算成績2勝7敗1分けとなった巨人の勝率は・222。投手陣は4試合連続6失点以上となった。

 巨人は2回、6番に入った中田が相手先発左腕・宮城からバックスクリーンへ5試合ぶりとなる2号ソロを放って先制。だが、2度目の先発マウンドとなった2年目右腕・山崎伊がバックの守備にも足を引っ張られて4回4安打3失点で降板すると、2番手左腕・今村が2回3安打2失点、3番手右腕・デラロサが1回1安打1失点、4番手右腕・ビエイラが2/3回3安打4失点と失点を重ねた。守備でも先発の岡本和、途中出場の増田陸、中島と3失策が出たほか、8回には投手と内野手の連係ミスも出るなど精彩を欠いている。

 一方で、オープン戦初スタメンマスクとなった小林は昨季13勝をマークした宮城から第1打席でオープン戦初安打となる中前打を放つと、第2打席でも宮城から2打席連続の中前打。6回には3番手右腕・阿部から3打席連続安打となる1号ソロを左翼スタンドに放り込んで打率・750(4打数3安打)としたほか、守備でも三塁走者をけん制で刺すなど攻守で結果を残した。

 【巨人のオープン戦6連敗】
5日 ●0―3日本ハム
6日 ●1―4日本ハム
8日 ●2―6ソフトバンク
9日 ●1―6ソフトバンク
11日 ●1―6オリックス
12日 ●2―10オリックス

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