ソフトB・千賀“恩返し”の9勝目 川原の登場曲使用は「思い入れのある先輩だったので」

[ 2021年10月19日 22:32 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―0ロッテ ( 2021年10月19日    ペイペイD )

<ソ・ロ>笑顔でポーズを取る千賀(左)とデスパイネ(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が19日のロッテ戦(ペイペイD)に先発し、7回0/3を1安打無失点の好投で9勝目。試合後のヒーローインタビューでは「川原さんにボール(勝利球)を渡すことしか考えてなかったです」と今季限りでの退団が決まった川原弘之投手(30)に対する“熱い想い”を口にした。

 千賀は川原の登場曲を使ってマウンドに上がると7回までノーヒットピッチング。8回に内野安打を許し自身2度目のノーヒットノーラン達成とはならなかったが「とにかくチームが勝てばいいと思ってたんで(ノーヒットノーランに関して)本当に何とも思ってないです。(今日は)川原さんにボール(勝利球)を渡すことしか考えてなかったです」とコメント。

 川原の登場曲を使ったことに対しては「本当に僕が1年目のときに1つ上の先輩で川原さんがいてくれて、若い時は一緒にやってきたので思い入れのある先輩の一人だったので(退団が決まって)寂しかったですけど、登場曲を使おうと決めてました」と明かした。

 さらに「三森だったり柳田さんだったりいいプレーが多かったので助けられてるなとあらためて思いましたし、いい試合になったんじゃないかと思います」と味方の好プレーにも感謝しつつ、最後には「まだ(CS進出の)可能性がゼロになったわけじゃないので諦めずに一生懸命頑張りたいと思います」と締めた。

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2021年10月19日のニュース