ロッテ 一夜にして首位陥落…千賀ノーノー阻止もわずか1安打で零敗 マジック6のまま残り6試合に

[ 2021年10月19日 21:14 ]

パ・リーグ   ロッテ0ー6ソフトバンク ( 2021年10月19日    ペイペイD )

<ソ・ロ>7回無死一ゴロに倒れるマーティン。投手・千賀(撮影・岡田 丈靖)
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 優勝マジックを6とし首位に返り咲いたロッテは19日、敵地で4位・ソフトバンクに0―6と敗戦。先発の小島和哉投手(25)は5回2/3を5安打4失点で4敗目。5回まで1安打無失点と好投するも6回、デスパイネに9号3ランを浴びるなど4失点を喫し降板。打線も1安打無得点と振るわず。2位オリックスが勝利したため、一夜にして首位陥落となった。

 打線は7回までノーヒットと振るわず。6回には無安打ながら2死一、三塁とチャンスを作るも中村奨が空振り三振に倒れ無得点。今季3度の対戦で2勝1敗、18回1/3を18安打14得点と打っていた千賀に苦しめられた。

 ソフトバンク戦今季初登板となった小島は初回、2回と3者凡退に封じるなど抜群の立ち上がり。5回まで許したヒットは1本のみ。味方の好守にも助けられスコアボードに0を並べた。

 0―0の白熱した投手戦のなか6回のマウンドに上がった小島だったが、先頭の三森に2打席連続となる左前打を浴びると、犠打や四球などで2死二、三塁とされ柳田にはショートへの適時内野安打でついに先制を許す。さらに2死一、三塁からデスパイネに9号3ランを被弾。続く中村晃に左線二塁打を浴び、この回途中で降板となった。

 反撃を狙う打線は8回、藤岡の一塁への当たりが内野安打となり、ようやくこの日の初安打を記録。ノーヒットノーラン達成を阻止すると、続く岡が四球を選び無死一、二塁のチャンスを作り好投を続けていた千賀を降板させた。しかし、後続が倒れ無得点。9回も得点出来ず継投での完封負け。

 2位オリックスが勝利したため、一夜にして首位陥落。オリックスとは1ゲーム差となり、再び2位ながら優勝マジックが点灯したままの状況で残り6試合となった。

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