ロッテ・小島 チーム連敗4で止める完封で初の10勝「優勝します」マー君との対決に「投げ合えて嬉しい」

[ 2021年10月3日 16:15 ]

パ・リーグ   ロッテ2-0楽天 ( 2021年10月3日    楽天生命 )

<楽・ロ23>最後の打者を三振に打ち取り完封勝利、雄たけびを上げる小島(撮影・篠原岳夫)
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 2位のロッテが3日、3位・楽天と対戦し2-0で勝利。連敗を4で止めた。先発・小島和哉投手(25)が楽天・田中将大投手(32)との投げ合いとなる中、9回、100球を投げてわずか3安打無失点とし、今季2度目の完封勝利。自身5連勝、初の2桁となる10勝目を挙げた。

 小島は4回まで全て3者凡退の完璧な投球。5回は1死から一塁手・レアードの連続失策で一、二塁とされたものの、続くディクソンをカットボールでニゴロ併殺に退けた。6回は先頭・辰己に右前打を許し、犠打で1死二塁とされたが、山崎剛をカットボールで、岡島をスライダーでニゴロに斬った。

 7回は1死から島内に左前打を許したものの、鈴木大をカットボールでニゴロ、茂木を直球で中飛に抑えた。8回は3者凡退。9回は先頭・山崎剛に右前打を許したが、岡島をニゴロ併殺に、浅村を空振り三振に仕留めた。

 小島は自身初の2桁勝利に「ずっと目標にして来た数字だったので、それを完封で飾ることができて嬉しいです」と笑顔を見せた。楽天・田中将との投げ合いにも勝利したが、「僕がずっとテレビで見てた時に投げてた人だったので、ずっと尊敬と言うか、憧れがあったんですけど、投げ合えて凄く嬉しいです」と喜んだ。

 5回まで無安打など3安打完封には「真っすぐ自体は良かったんですけど、野手の皆さんに助けられて、何とか投げ切れたかなと思います」と謙虚に語った。最後は「皆で助け合って、何とか1勝をもぎとって、優勝、必ずします!応援よろしくお願いします」と力強く呼びかけた。

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