ア・リーグの第1シードはレイズ 98勝はチーム最多 カージナルスの連勝は17で止まる

[ 2021年9月30日 14:38 ]

勝利が決まってハイタッチをかわすレイズのフィリップス(右)とラウ(AP)
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 ア・リーグ東地区の優勝を決めていたレイズが敵地ヒューストン(テキサス州)で西地区1位のアストロズを7―0で下して98勝60敗。ここ6戦で5勝目を飾り、ア・リーグ全体で勝率が2位だったアストロズを直接対決で下したことによって、プレーオフでの第1シードが確定した。

 レイズのシーズン最多勝利はワールドシリーズに進出した2008年の97勝だったがこれを更新。第1シードとしてポストシーズンを迎えるのはこれが2年連続3回目となった。

 敗れたアストロズは残り4試合となった段階で92勝66敗。ここ6戦では5敗目を喫し、マリナーズがアスレチックスに4―2で勝って89勝70敗としたために、地区優勝のマジックは「1」のままとなった。マリナーズはここ11戦で10勝目。残りはすべてエンゼルスが相手の3試合とで、アストロズとのゲーム差は「3・5」となっている。

 ナ・リーグ東地区1位のブレーブスは地元アトランタ(ジョージア州)で同2位のフィリーズを7―2で下して5連勝。ここ10戦で9勝目を飾り、今季の成績を85勝72敗として4季連続となる地区優勝へのマジックを「1」とした。

 ナ・リーグ中地区2位ですでにワイルドカードとしてプレーオフ進出を決めているカージナルスは地元セントルイス(ミズーリ州)で同1位のブルワーズと対戦したが、0―4で完敗。チーム記録となっていた連勝は「17」でストップした。

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2021年9月30日のニュース