巨人、打撃不振で5連敗 原監督それでも前を向く「今、トンネルの中に…抜けたときが楽しみよ!」

[ 2021年9月30日 21:24 ]

セ・リーグ   巨人0―1中日 ( 2021年9月30日    バンテリンD )

<中・巨>バンテリンドーム最終戦でファンへのあいさつを終え引き揚げる原監督 (撮影・奥 調)
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 巨人は今季最少タイのわずか3安打で今季10度目となる完封負け。6戦勝ちなしで今月2度目の5連敗を喫し、最大15あった貯金が6月19日以来103日ぶりの6となった。中日戦は8月29日の勝利を最後に5連敗で、2016年以来5年ぶりのシーズン負け越しが決まった。巨人が同一カード3連戦3連敗を喫するのは今季初。首位で突入した9月の月間成績は6勝14敗5分けの借金8となった。

 先発左腕・メルセデスが6回1失点と好投したが、5回に岡林の併殺崩れで失った1点が決勝点。打線は先発左腕・大野雄に7回まで3安打に抑えられると、又吉、R・マルティネスのリレーに完封され、12三振を喫した。試合後、巨人の原辰徳監督(63)はメルセデスは粘った、との問いかけに「そうですね。なかなか、良かったと思いますね」と一言。立ち上がりもストライク先行で、と聞かれると「うん、ですね。フィールディングも良かったしね」と評価した。

 だが、打線は2試合連続、今季10度目の完封負け。「そうですね」と苦笑いを浮かべた指揮官は「まあ、やっぱりあのー、今、トンネルの中に入っているからね。これを抜けたときがね。早く抜けるように、みんなでして。抜けたときが楽しみよ!」と前を向いた。

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2021年9月30日のニュース