西武 日本球界初の「NFT商品」を販売開始 2000安打達成の栗山の達成パネルなど

[ 2021年9月7日 16:55 ]

通算2000本安打を達成してボードを掲げる栗山
Photo By スポニチ

 西武とパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は7日、公式NFT商品の販売を開始した。

 NFT(非代替性トークン)は複製や偽造が極めて困難なデジタルデータのこと。NFTはブロックデータ上で発行、流通されるためコピーやハッキングが難しい。さらに鑑定書などが紐付けされ、唯一無二の本物でアルことが保証される。海外のプロスポーツ界や国内のアート界ではすでに販売、取引がされているが、日本のプロ野球では初となる。

 今回販売される商品は4種類。栗山が2000安打を達成した際に球場で掲げた記念パネルに、直筆サインが入ったもの。これにパネルの動画のデータが合わせて販売される。オークションで価格は20万円からスタートする。

 また、試合ごとに掲出している先発メンバーのボードの動画データ(1000円)、勝利時に各選手がカメラに向かって書くサインの動画データ(2000円)なども販売される。

 今後は2次流通機能を実装し、ファンやコレクター同士の売買や譲渡が可能になるように目指すという。

続きを表示

2021年9月7日のニュース