日本ハム 「北海道」「野球」テーマにアートコンペティション初開催 グランプリ作品は賞金100万円

[ 2021年9月7日 16:50 ]

日本ハムの新球場運営会社、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントが公募による初めてのアートコンペティション「HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023」を開催
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 日本ハムの新球場運営会社、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは7日、公募による初めてのアートコンペティション「HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023(以下、HBAP 2023)」を開催すると発表した。2023年開業の「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」は、北海道のシンボルとなる空間を目指しており、ともにFビレッジの価値創造を担うアーティストやクリエイターを募集する。

 「HBAP 2023」は、若手アーティストたちの可能性に光を当て、新たなステップを提供することを目的とし、賞金総額300万円、受賞作品はFビレッジ内での常設展示を予定している。アート作品の募集テーマは「HOKKAIDO」と「BASEBALL」。地域と共生するボールパークだからこそ訪れる人々の人生を豊かにする作品を求めている。

 審査委員長を務める戸塚憲太郎氏は、北海道出身で現在ニューヨークを拠点に数多くのアーティストを世に送り出してきたギャラリスト。故郷である北海道で若手アーティストの新たな活躍の場を創造する「HBAP 2023」の開催に共感し、今回の参画が実現した。戸塚氏は「野球とアート。繋がらなそうな点が繋がる時は、何か新しいことが始まる時だ。今、世界は価値観の転換に直面している。お金やモノではない“豊かさ”を求める、価値観のアップデート。野球の楽しみ方だって、アートのあり方だって変化してもいい。世界最大級のボールパークが誕生するだけでもすごいことだが、そこでアーティストの可能性をサポートするアワードを開催する。目まぐるしく動き続ける世界で見るべきアートとは。故郷北海道でどんな新しいアートに出会えるか期待が高まる」とコメントした。

 ・応募受付期間 2021年12月1日~2022年3月31日
 ・応募資格 国内在住で、応募時点で39歳以下の個人またはグループ
 ・テーマ 「HOKKAIDO」もしくは「BASEBALL」のどちらかをテーマに、自由に表現してください
 ・出品料 無料
 ・賞および賞金 <グランプリ> 1点。受賞作品は賞金100万円で買い取り、施設内に常設展示。<優秀賞>4点。受賞作品は賞金50万円で買い取り、施設内に常設展示
 ・審査員 戸塚憲太郎(NOWHERE/ディレクター)、小林利道(株式会社大林組/建築設計部長)、神谷猛士(HKS,Inc./プリンシパル 都市デザイングローバルディレクター)、田村啓宇(株式会社乃村工藝社/統括クリエイティブディレクター)、青木昭夫(株式会社DESIGNART/代表取締役、クリエイティブディレクター)

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