日本ハム・浅間“ミスター先頭弾”だ　プロ8発中4本目「ただ、ひたすらうれしいです」

パ・リーグ   日本ハム６－6オリックス （ 2021年9月2日    札幌D ）

＜日・オ＞初回、先頭打者本塁打を放つ浅間（撮影・高橋茂夫）
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　ミスター先頭弾だ。日本ハム・浅間が、またもや初回に鮮やかなアーチを描いた。プロ通算8本塁打のうち実に4本が先頭弾で、10安打6得点の攻撃陣をけん引した。ところが、4点リードの9回にB・ロドリゲスが4失点で痛恨の引き分け。2年ぶりの5連勝はお預けとなった栗山監督は「申し訳ない」と厳しい表情だった。

　浅間は前日に3安打で自己最多の4打点を挙げていた。勢いそのままに、初回に竹安の直球を右翼席へ運び「ただ、ひたすらうれしいです」と振り返った。今季は6月20日のソフトバンク戦以来2本目の先頭弾。長打力を兼ね備える新リードオフマンに、栗山監督も「（打撃の）状態がよく見えていた」と1番起用の理由を説明した。

　打線は今季最長の3試合連続2桁安打。精彩を欠く打線が最下位に低迷する一因となっていたが、浅間がけん引する攻撃陣は浮上の兆しを見せている。（東尾　洋樹）