ソフトB・東浜8回零封、自己最多11奪三振 沖縄県初の金メダリスト、喜友名に「鳥肌立った」と刺激

[ 2021年8月14日 18:50 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2ー0日本ハム ( 2021年8月14日    ペイペイD )

<ソ・日16>3勝目を挙げ笑顔の東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 ナオが“琉球の誇り”を刺激に好投した。ソフトバンク東浜巨投手(31)が、14日の日本ハム戦に先発しプロ9年目で最多の11三振。8回2安打無四球零封で3勝目を挙げた。

 「出来過ぎじゃないですか。狙っているわけじゃないので…狙うときは狙うけど。ちょっと多いなという感覚。2ケタ(三振)取れているとは思わなかった」。2013年10月5日の日本ハム戦で、プロ初完封をした際に記録した10三振を8年ぶりに更新した。

 沖縄県うるま市の出身。ソーキそばが大好物で幼少期は野菜嫌い。三線(さんしん)の音色も好きな男は、東京五輪での空手男子形で沖縄県勢初の金メダリストとなった喜友名諒の圧巻の演舞にしびれた。

 面識こそないが、同じ1990年生まれの31歳。8日の決勝は、テレビにかじりついて応援した。「喜友名さんは同級生で沖縄は空手発祥の地ですし、空手界といえば喜友名選手。僕も沖縄にいるときからずっと見ていました。県民として誇らしく思いますし、あの演舞をライブで見たときは鳥肌が立ちました」。文句無しの刺激となった。

 県民を代表する右腕・東浜も負けじとマウンドで堂々と舞った。大粒の汗を垂らしながら、チームを2連勝へと導いた。

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2021年8月14日のニュース