巨人・ビエイラの163キロ連発に球場騒然 直後に全セ勝ち越し、勝利投手に

[ 2021年7月16日 20:47 ]

マイナビオールスターゲーム2021   全セ5―4全パ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ(1)>全セ7番手のビエイラ(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の守護神、チアゴ・ビエイラ投手(28)が初出場した球宴で160キロを超える速球を連発。メットライフドームを騒然とさせた。

 ビエイラは4―4の同点で迎えた8回、全セの7番手として登板。最初に打席へ迎えたレアード(ロッテ)の初球に空振りを取ると、これがいきなり163キロと表示され、場内にはどよめきが。2球の160キロがボールになった後、3球目の163キロをレアードがファウル。4球目の163キロで空振り三振に斬って取った。

 163キロ連発にスタジアムが騒然となる中、続く島内(楽天)には初球の163キロを中前打されたが、杉本(オリックス)は161キロで3球三振。島内の二盗と悪送球で2死三塁のピンチとなったが、山川(西武)は初球161キロの後、2球目の159キロで遊飛に打ち取り、失点は許さなかった。

 直後の9回に全セは中野(阪神)が押し出し四球を選んで5点目が入り、これが決勝点。ビエイラは勝利投手となっている。

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