力投の阪神・ガンケルに「落とし穴」 7回山田に同点弾浴びる 開幕7連勝は次回以降にお預け

[ 2021年7月1日 20:05 ]

セ・リーグ   阪神ーヤクルト ( 2021年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ(12)>7回無死、阪神・ガンケルは山田に同点の右越え本塁打を浴びる (撮影・平嶋 理子)                           
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 阪神・ガンケルにとっては悔やまれる7回だった。梅野の先制2号ソロで援護を得た直後。先頭の山田に1ボール2ストライクから内角への144キロを右翼ポール際まで運ばれ、天を仰いだ。

 この日は常にストライク先行かつ、コースを丁寧に付く持ち味が冴え渡った。5回までは2回に浴びたオスナの遊撃への内野安打1本のみに抑え、ヤクルト打線を完全にシャットアウト。3回の元山から回を跨いで4者連続三振を奪うなど、来日最多の10奪三振で相手を手玉に取った。

 山田のソロの後には村上の放ったゴロが左手首付近に直撃。一度はベンチ裏に下がるも、再びマウンドに戻って後続を退けた。7回4安打1失点。好投も援護には恵まれず、開幕7連勝は次回以降にお預けとなった。

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2021年7月1日のニュース