近い将来、及川と西純が左右の先発ローテの柱となる日が待ち遠しい

[ 2021年5月31日 05:30 ]

交流戦   阪神9-8西武 ( 2021年5月30日    メットライフD )

<西・神(3)>力投する阪神・及川(撮影・森沢裕)
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 【記者フリートーク】コロナ下の制限で今はかなわないが、毎度、記者を見かける度に人懐っこい笑顔であいさつをしてくれ、時には雑談にも付き合ってくれたのが及川や西純ら19年ドラフト入団組だ。担当1年目の昨年1月、「テレビで見ていたプロ野球選手」への取材に慣れず、萎縮気味だった記者は何度も彼らの“優しさ”に救われた。

 その年の春の安芸2軍キャンプ。取材の際に2人から聞いた話が忘れられない。「同じチームになって右左は違いますけど、高め合って、どんどん切磋琢磨(せっさたくま)して左右両輪の柱になれるように」。そして今、まだ表情にあどけなさを残す2年目の2人がそろって同時期に初勝利。この先、直面するであろう壁を幾度も乗り越え、近い将来、先発ローテーションに左右の柱として君臨する日が待ち遠しい。(阪神担当・阪井 日向)

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2021年5月31日のニュース