東北に新たな怪物候補 明桜の153キロ右腕・風間が5回10K 8球団が熱視線

[ 2021年5月31日 05:30 ]

春季高校野球 秋田県大会2回戦   ノースアジア大明桜6-3大曲工 ( 2021年5月30日    グリーンスタジアムよこて )

<ノースアジア大明桜・大曲工>7連続三振を奪った風間
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 エンゼルス・大谷、ロッテ・佐々木朗を生んだ東北の地に新たな怪物候補が現れた。ノースアジア大明桜の153キロ右腕・風間球打(きゅうた=3年)が秋田県大会2回戦の大曲工戦に先発。5回3安打3失点も、最速149キロの直球にフォークなど多彩な変化球を織り交ぜて7連続を含む10三振を奪った。

 「投げるたびに楽しかった。7連続は初めて」。1メートル83の体躯(たいく)を生かした角度のあるフォームから5種類の変化球を自在に操る。「ドラフト1位指名を成し遂げたい」と夢を抱く大器の登板に8球団のスカウトが視察。阪神・和田豊テクニカル・アドバイザーは「直球は高校生トップクラス」と絶賛した。(柳内 遼平)

 ◇風間 球打(かざま・きゅうた)2003年(平15)10月11日生まれ、山梨県甲州市出身の17歳。小1から野球を始め、塩山中では「笛吹ボーイズ」でプレー。ノースアジア大明桜では1年春からベンチ入り。憧れの選手はエンゼルス・大谷。高校通算5本塁打。1メートル83、81キロ。右投げ左打ち。

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2021年5月31日のニュース