早大が慶大を下す　4番・岩本が意地の一発

六大学野球　最終週最終日   早大4－2慶大 （ 2021年5月30日    神宮 ）

＜慶大・早大＞4回無死、勝ち越しのソロ本塁打を放ち、ガッツポーズしながらダイヤモンドを回る早大・岩本（撮影・河野　光希）
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　早慶戦の2回戦1試合が行われ、早大が慶大を4―2で下した。全日程が終了し、打率5割をマークした明大の陶山勇軌外野手（4年）と山田陸人内野手（3年）が首位打者を同時獲得。3季ぶりの優勝を果たした慶大が、6月7日開幕の全日本大学野球選手権（神宮、東京ドーム）に出場する。

　早大は5位に終わったが、4番・岩本が意地の一打を放った。同点の4回に決勝の左越えソロ。「昨日はカーブが多かったので、（初球に）来ると思って絞って打ちにいった」と振り返った。初回に左前適時打を放った丸山主将は「鍛え直して秋に優勝できるようにしたい」と巻き返しを誓った。