DeNA・三浦監督「う~ん」 三嶋の9回2被弾悔やむ「あの2点は大きかった」 12日にも自力V消滅

[ 2021年5月11日 21:44 ]

セ・リーグ   DeNA2―4巨人 ( 2021年5月11日    横浜 )

<D・巨7>9回1死、若林(左)に右越えソロを打たれる三嶋(撮影・小海途 良幹)
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 DeNAはリリーフエースの三嶋一輝投手(31)が2―2の9回に若林1号ソロ、吉川3号ソロと2者連続アーチを被弾し、3連敗。借金が14にふくらんだ。また、今季巨人との対戦成績はこれで5敗2分け。いまだ白星に手が届いていない。

 DeNAの三浦大輔監督(47)は「食らいついていってたんですけども、やっぱりもう1点というところが遠かったですね」と悔しそうな表情。0―1で迎えた初回、オースティンの左越え6号ソロで同点。1―2で迎えた5回にはオースティンの左前適時打で再び追いついたが、なおも続いた1死一、二塁で牧、ソトが凡退した。7回の1死一、二塁も佐野、牧にあと1本が出なかった。「中盤でもそうですけども、あそこでもう1点というところで同点どまりだったっていうところもありましたけども、そのへんですね」と6安打6四球も9残塁に終わった打線を振り返った。

 巨人との開幕戦(東京D)で亀井にNPB史上初の開幕戦代打サヨナラアーチを浴びたのに続き、今度は9回に2発を被弾した三嶋については「う~ん」とうなった後で「クローザー、抑えを出したところでしたけども、あの2点は大きかったですね」とポツリ。それでも先発右腕・大貫が6回7奪三振で2失点。6回途中3失点で今季初勝利を挙げた4月6日の中日戦(バンテリンD)以来となる2勝目を挙げることはできなかったが、4月27日の広島戦(マツダ)で2回2/3を7失点KO、5月4日の中日戦(バンテリンD)で3回8失点KOと続いた悪い流れは断ち切った。「色々本人も考えながらやっているところで、途中から腕の振りもどんどん良くなってきて、良かったと思います」と三浦監督。

 また、今季の巨人戦7試合を終えて未勝利の5敗2分けという結果には「あしたまた皆で全力でやってくだけです」と話すにとどまった。

 12日の巨人戦に敗れ、首位・阪神が勝つか引き分ければ今季41試合目で自力優勝の可能性が数字上消滅することになる。

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2021年5月11日のニュース