阪神・矢野監督 日本で3497日ぶり白星のチェンに「今までの経験、しっかり出してくれた」

[ 2021年4月29日 18:28 ]

セ・リーグ   阪神6ー2中日 ( 2021年4月29日    バンテリンD )

<中・神(6)>終了後、チェン(右)らナインをねぎらう矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の矢野監督は新戦力の奮闘に目を細めた。

 阪神移籍後初登板初先発のチェンが6回5安打1失点。古巣相手にかつての本拠地で好投し、中日時代の2011年10月2日の阪神戦以来、実に3497日ぶりの日本球界での白星を挙げた。先発ローテーションに貴重な左腕が加入。「初登板やったし、そこをコントロールして投げてくれたっていうのは今までの経験というのが、しっかり出してくれた投球を出してくれたかなと思う」。指揮官は高評価した。

 また、チームは3連敗阻止に成功。「頭二つ取られたけど、結局、貯金1個減っただけで帰れるというのは大きい。年間の中でずっといい状態で野球をやれるわけじゃないから、そういうところでは。調子のいいのと、ちょっと1カ月やって、疲れが出てきているメンバーと、そういうのが出てきているから、そういう中で踏ん張れたというのは、シーズンの中で必要なことやし、よく踏ん張ってくれたなと思っています」。30日からは広島3連戦。甲子園では今季初の無観客試合となる。

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2021年4月29日のニュース