楽天 マー君が恩師の野村克也氏の命日に追悼「恥ずかしくない姿を見せたい」

[ 2021年2月11日 14:07 ]

クライマックスシリーズ初勝利を挙げた楽天・田中将大(左)からウイニングボールを手渡される野村克也監督(2009年)
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 楽天の田中将大投手(32)が11日、天国の恩師を追悼した。楽天でも監督を務めた野村克也氏の死去から1年を迎えた。プロ入り時の監督で「あまり実感がない。プロで生きていくための基礎を全て教えていただいた」と偲んだ。

 楽天の一員として最初の命日を迎えたのも不思議な巡り合わせだ。「このタイミングで戻ってきて、どういう風に何て言ってもらえたんだろう」。今となっては叶わない願いだが、本当は元気なうちに再び楽天のユニホームを着て投げる姿を見せたかった。

 「恥ずかしくない姿、やることをやって最後までチームのために戦う姿を見てもらえたら」

 誰もが一度は聞いた事があるだろう「マー君、神の子、不思議な子」のフレーズは、最も有名な「ノムさん語録」のひとつとして今も野球ファンの記憶に残っている。恩師の教えを胸に、マー君が日本球界復帰1年目のシーズンに臨む。 

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2021年2月11日のニュース