中日・山本 2年連続の“開幕投手” 「チームも自分も良いスタート切れるように」

[ 2021年2月11日 05:30 ]

中日・山本(撮影・椎名 航)
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 中日・山本が2年連続で“大役”をゲットした。11日に行われる、今年初の対外試合となるヤクルトとの練習試合(北谷)で先発が決定。「チームとしても自分としても良いスタートが切れるように内容もそうですが、結果にこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 3日に務めた打撃投手では桂、伊藤相手に計57球を投じ、16球でファウルを奪うなど「差し込めた球が多かった」と好感触。阿波野投手コーチも「対外試合の最初なので、仕上がりの早さと、ここまでの調子を考えて山本に託します」と抜てき理由を説明した。

 昨春キャンプも8日に行われた阪神との初の対外試合で“開幕投手”を務め、プロ初の開幕ローテーション入りをつかんだ。だが、シーズンはわずか1勝に終わり、今年にかける思いは人一倍強い。「まずは直球にこだわって、しっかり打者に対して投げられるように」と誓う。ヤクルト戦は同じ高卒4年目、清水の登板も予定されており、与田監督は「競争してほしい」と同期2人で切磋琢磨(せっさたくま)し、成長を願った。

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2021年2月11日のニュース